Photo by yusuke maekawa

ZZZN SLEEP APPAREL SYSTEM

ZZZN SLEEP APPAREL SYSTEM

CLIENT | Konel Inc. (PROJECT OWNER | NTT DX Partner Corporation)
2025 | 2025年2月6日発表

プロジェクト概要

今回のプロジェクトでは、NTT DXパートナーが経済産業省が主導するプロジェクトを通じて、“睡眠後進国”と称される日本の睡眠環境を改善するための未来の睡眠プロダクト「ZZZN SLEEP APPAREL SYSTEM」を開発した。PHR(Personal Healthcare Record)データをどのように活用できるかという実験的な要素が強く、企画自体はEXPO 2025 大阪・関西万博での体験展示を見据えてスタートした。クリエイティブディレクションを担当するkonelから、「睡眠」「断絶」「コート」「捲って温度調節ができる」などの要件をいただき、形にする部分をOpen Designが担当。

弊社の担当領域

 

テクノロジーを絡めたコンセプトモデルの開発という案件に必要な要素を抽出し、登録クリエイターから該当スキルや経験を持つメンバーを選定。通常の洋服とは異なるタイプの制作であるため、コレクションサンプルの経験をもつパタンナーを中心にチーム編成を行った。コート本体部分とその他部分の担当者を分け、適切な担当分野で構成した。

<担当クリエイター>
宮本賢一(フリーモデリスト)
佐藤進也(プロダクトデベロップメント)

Output

通常の洋服と違い、既存の形には正解のないプロダクト開発では、プロジェクトに関わる全員で共通項を新しくつくっていく作業が必要不可欠だった。シルエットや形状、ボリューム感は、実際のサンプルの形となるまではイメージのすり合わせは簡単ではなかったが、クライアントとの試作段階での打ち合わせを重ねていくことで、挑戦的なフォルムと着心地が共存する1着に仕上がった。

独創性のあるフォルムと機能や着心地の調和は、力強いビジュアル表現とともに、新しい体験を創り上げられた。ファッション関連、デザイン関連、テレビなど多くのメディアに様々な角度で取り上げられ、朝の情報番組からファッション関連の情報サイトまで、幅広く話題となった。

Client : Konel Inc. https://konel.jp/
Official Website : https://apparel.zzzn.jp/

Date : 2025年2月

Project Owner : NTT DX Partner Corporation
https://www.nttdxpn.co.jp/
https://www.nttdxpn.co.jp/sleep

Cooperation :
Kajif https://kajif.jp/
Firbest https://firbest.co.jp/
daigo

Open Design staffs
Business Development : Tadashi Kajimura
Product Direction : Ryo Sekido
Free Modelist : Kenichi Miyamoto
Product Development : Shinya Sato